「実家の庭の梅の木を新居に持っていきたい」「引越し前に思い出の木を掘り起こして移したい」——庭木の移植は、適切な時期と手順を守れば成功率が大幅に上がります。逆に、時期を誤ると数十年物の木が1〜2週間で枯れてしまうこともあります。

移植と「新しく植える」の違い:なぜ難しいのか

新しい苗木の植栽と異なり、移植はすでに広く張った根系を切断して移動させるため、木にとって大きなストレスになります。根を切ることで水分・養分の吸収能力が下がり、葉から蒸散する水分に対応できなくなることが枯死の主な原因です。

移植に適した時期はいつか

📅 樹種別・移植適期

  • 落葉樹:晩秋〜冬(11〜3月)の落葉期が最適。木が休眠しており移植ストレスが最小
  • 常緑樹:3〜4月の芽出し直前または9〜10月の秋が最適
  • マツ・モミジ・サクラ:特に根の切断に弱く、経験豊富な業者への依頼を強く推奨

移植の手順と「根回し」の重要性

大きな木を移植する場合は、移植の3〜12ヶ月前から「根回し」を行います。根回しとは、移植予定の木の周囲を掘り込んで根を切断し、切り口から新しい細根を発生させる準備作業です。根回しをすることで、移植時の根の切断による水分不足リスクが大幅に軽減されます。

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移植費用の相場

  • 低木(高さ1m以下)の移植:1本あたり 10,000〜30,000円程度
  • 中木(高さ3〜5m)の移植:1本あたり 50,000〜150,000円程度
  • 高木・根回し込みの移植:1本あたり 150,000〜500,000円程度(根回し期間・重機費用含む)

詳しくは庭木移植の詳細ページをご覧ください。

まとめ:思い入れのある木は早めに相談を

移植は「引越し直前に決めて翌日に実施」が最も失敗しやすいパターンです。余裕を持って半年〜1年前から計画することが成功の鍵です。大切な木の移植は、満天造園にお早めにご相談ください。