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朝もやの日本の住宅の庭
関東の庭は、季節ごとに伸びる植物が入れ替わります※イメージ
季節の庭仕事

【関東の庭木カレンダー】木と雑草が伸びる時期は?月ごとに多いお庭の相談と手入れの目安

「この前切ったばかりなのに、もう伸びている」「毎年、夏になると庭が手に負えなくなる」——お庭のご相談でよく伺う声です。実は庭木や雑草には、関東の気候に合わせた“伸びる周期”があります。周期を知っておくと、手入れのタイミングを外さず、費用も手間も抑えられます。

この記事では、東京・神奈川・千葉・埼玉の平地を前提に、植物が伸びる時期と、月ごとに増えるご相談・手入れの目安をまとめました。

関東の庭は「年に2回」大きく伸びる

多くの庭木は、気温が上がる4〜5月に一斉に新芽を伸ばします(春の成長期)。真夏はいったん勢いが落ち着き、暑さがやわらぐ8月末〜9月にもう一度伸びる木が多くあります(いわゆる二番芽・秋芽)。そして12〜2月は、ほとんどの木が休眠します。

雑草は少しずれていて、梅雨の雨と気温で6〜8月が伸びるピークです。「春に剪定した木が夏前にボサボサになる」「梅雨明けに庭が草で埋まる」のは、この周期どおりの動きです。

  • 春(4〜5月)の庭のイメージ:新芽が一斉に伸びる

    春4〜5月

    新芽が一斉に伸びる

    若葉が伸びきる前、5月下旬〜6月に整えると形が長持ちします。

  • 梅雨(6〜7月)の庭のイメージ:雑草がいちばん伸びる

    梅雨6〜7月

    雑草がいちばん伸びる

    雨と気温で草が一気に茂る時期。種を落とす前の草刈りが効きます。

  • 晩夏(8〜9月)の庭のイメージ:二番芽と台風

    晩夏8〜9月

    二番芽と台風

    秋の芽が伸び、強い風が来る時期。電線や屋根に近い枝は先に落とします。

  • 冬(12〜2月)の庭のイメージ:休眠して枝ぶりが見える

    冬12〜2月

    休眠して枝ぶりが見える

    落葉樹の剪定や伐採・伐根の適期。木への負担がいちばん小さい季節です。

※写真はイメージです

グラフで見る:庭木・雑草・芝が伸びる時期

関東の庭木・雑草・芝が伸びる時期の目安庭木は4〜5月に大きく伸び、8〜9月にもう一度伸びる。雑草は6〜8月がピーク。芝は5〜9月に伸びる。いずれも12〜2月はほぼ止まる。 梅雨 台風シーズン 休眠期 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
庭木の枝葉雑草芝(高麗芝など)
関東の平地を想定した「伸びる勢い」の目安です。品種・日当たり・その年の気温で前後します。

グラフの山の手前、つまり伸び始める直前〜伸びている最中の早い段階に手を入れると、一度の作業で整った状態が長持ちします。逆に、山を越えてから切ると、伸びきった枝や草の量が多く、作業時間も処分する量も増えてしまいます。

ポイント

  • 庭木:春(4〜5月)に伸びる → 新芽が落ち着く5月下旬〜6月と、秋(9〜11月)が剪定しやすい
  • 雑草:6〜8月がピーク → 梅雨入り前と、種を落とす前の夏に刈ると効く
  • 冬(12〜2月):落葉樹の剪定や伐採・伐根の適期

月ごとの「庭で起きていること」と手入れの目安

時期庭で起きていること増えるご相談手入れの目安
1〜2月ほとんどの木が休眠。落葉樹は葉がなく枝ぶりが見やすい落葉樹の剪定・伐採、枯れ木の撤去落葉樹の「冬剪定」の適期。樹液が動く前なので木への負担が小さい
3月気温が上がり芽が動き出す。雑草も芽生え始める春の剪定、防草シートの相談防草シートは草が小さいうちに敷くのが効率的
4〜5月新芽が一斉に伸びる「春の成長期」。ツバキ・サザンカに毛虫が出始める伸びた枝の剪定、生垣の刈込み、毛虫常緑樹の剪定は新芽が固まる5月下旬〜6月が目安。毛虫は早めに枝ごと処分
6〜7月梅雨で湿度が高く、枝も雑草も一気に伸びる草刈り(ピーク)、通路や駐車場の除草雑草が種を落とす前に刈ると翌年が楽になる
8〜9月暑さで一度落ち着き、秋の「二番芽」が伸びる。台風が近づく台風前の枝おろし・高木剪定、二度目の草刈り、毛虫(2回目)台風前に、電線や屋根に近い枝・枯れ枝を落としておく
10〜11月成長がゆるやかになる。落ち葉が増える年末に向けた剪定、松の手入れ、落ち葉清掃常緑樹の秋剪定は寒くなる前に。松の「もみあげ」もこの頃
12月休眠期に入る年末の庭の片付け、伐採・伐根大きな木の伐採や伐根は、葉が落ちて作業しやすい冬がおすすめ

毛虫(チャドクガなど)は、ツバキ・サザンカを中心に春と夏の終わりの年2回発生しやすいので、該当する木がある場合は早めの剪定で風通しを良くしておくのが予防になります。詳しくはチャドクガ・毛虫対策のコラムをご覧ください。台風への備えは台風前の庭木対策でまとめています。

庭一面の草刈り 施工後庭一面の草刈り 施工前BEFOREAFTER
夏に伸びきった庭の草刈り(写真を左右になぞると施工前・施工後を比べられます)

関東の庭でよく見る植物と、手入れのタイミング

同じ庭木でも、種類によって「伸びる時期」と「切ってよい時期」は違います。関東の住宅の庭でよく見かける木と雑草を、植物画と一緒にまとめました。

  • ツバキ(Camellia japonica)の植物画

    ツバキ常緑樹

    Camellia japonica

    花が終わった4〜5月が剪定の適期。夏に翌年の花芽ができるので、秋以降に強く切ると花が減ります。チャドクガが付きやすい木です。

  • クロマツ(Pinus thunbergii)の植物画

    クロマツ常緑針葉樹

    Pinus thunbergii

    4〜5月に新芽を摘む「みどり摘み」、11〜12月に古い葉を抜く「もみあげ」の年2回が基本です。

  • イロハモミジ(Acer palmatum)の植物画

    イロハモミジ落葉樹

    Acer palmatum

    葉が落ちた12〜2月に剪定します。樹液が多く出る春先の太い枝の切断は避けます。

  • キンモクセイ(Osmanthus fragrans)の植物画

    キンモクセイ常緑樹

    Osmanthus fragrans

    9〜10月に香りの花。花が終わってから翌3月頃までに整えると、次の秋も花が咲きます。

  • ネズミモチ(Ligustrum japonicum)の植物画

    ネズミモチ生垣・常緑樹

    Ligustrum japonicum

    生垣によく使われる木。伸びが早いので5〜6月と9〜10月の年2回刈り込むと形が崩れません。

  • 関東の庭の雑草(メヒシバ・ドクダミ・スギナ)の植物画

    関東の庭の雑草雑草

    メヒシバ・ドクダミ・スギナ

    メヒシバは種で増えるので夏の早めの草刈りが効きます。ドクダミとスギナは地下茎で広がるため、刈るだけでは減らず防草シートとの併用が有効です。

今の時期(秋〜冬)にやっておくと楽になること

10月以降は成長がゆるやかになり、手入れした状態が長く保てる季節です。年末に向けて、次のような作業をまとめて行うと、春の成長期を楽に迎えられます。

  • 常緑樹の秋剪定:寒さが厳しくなる前の11月頃までに
  • 落葉樹の冬剪定:葉が落ちた12〜2月。枝ぶりが見えるので、不要な枝を正確に落とせます
  • 伐採・伐根:葉が少なく作業しやすく、処分する量も減ります
  • 防草シート・砂利敷き:草が少ない冬に敷いておくと、春の雑草を元から抑えられます(防草シートの解説)

写真を送るだけで、概算をお伝えします。現地調査・お見積りは無料です。

まとめ:伸びる前に整えるのがいちばん安い

庭木も雑草も、伸びる周期に合わせて「伸びる前」に手を入れるのが、結果的にいちばん手間と費用がかかりません。「うちの木はいつ切ればいい?」という段階でも、写真を送っていただければ時期と概算をお伝えします。料金の目安は料金表をご覧ください。

お庭の写真を送るだけで、概算をお伝えします。現地調査・お見積りは無料です。

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